2026.09.01
ベジレポ9月の旬 カボチャをご紹介

■旬
7月~9月頃
■取扱い時期
通年
9月のベジレポはカボチャをご紹介します。
カボチャは一年を通して流通していますが、最もおいしい旬は夏から初秋(7〜9月)にかけてです。この時期に収穫されたものが、追熟によって秋から冬に甘みがぐっと増し、ほくほくとした食感が際立ちます。
産地
国内の主産地は北海道で、全国の生産量の約半分を占めています。冷涼な気候と広大な畑で育つ北海道産は、甘みが強く品質が安定しているのが特徴です。関東では茨城県・千葉県が主要産地で、地域ごとにほくほく感や甘さのバランスに違いがあり、産地の個性を楽しめます。また、近年は品種改良も進み、栗かぼちゃやえびすかぼちゃなど、用途に合わせて選べるバリエーションが増えています。
栄養
カボチャは栄養価の高い緑黄色野菜で、特にβ-カロテン(ビタミンA)が豊富です。β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力の向上に役立ちます。さらに、ビタミンC・ビタミンEも多く含まれ、抗酸化作用によって体の老化防止にも期待できます。食物繊維も豊富で、腸内環境を整え、便通改善に効果的です。自然な甘みがありながらカロリーは比較的控えめで、季節の変わり目の体調管理にも取り入れやすい食材です。
調理方法
カボチャは和洋問わず幅広い料理に使える万能野菜です。
定番の煮物は、甘辛い味付けでほくほくとした食感が引き立ち、家庭の味として親しまれています。ポタージュにすると、滑らかな口当たりと濃厚な甘さが際立ち、肌寒さを感じる季節にぴったりの温かい一皿になります。
また、天ぷら・グラタン・サラダなどにも応用でき、皮ごと使えるため栄養を余すことなく摂取できるのも魅力です。電子レンジで軽く加熱してから調理すると、時間短縮と味の安定につながり、忙しい日にも扱いやすい食材です。
甘みが強い完熟カボチャは、スイーツの材料としても人気があり、プリンやケーキにもよく合います。




カボチャ豆知識
江戸時代から庶民の間に広まった「冬至にカボチャを食べる」という風習。当時、冬場は野菜が不足しがちでしたが、夏に収穫したカボチャは長期保存が可能で、ビタミンなどの栄養も豊富なため風邪予防に重宝されていました。さらに、カボチャは別名「なんきん(南瓜)」と呼ばれ、「ん」が2つもつくことから「運を引き寄せる縁起物」とされていたのです。実用的な生活の知恵と縁起担ぎの文化が重なり、冬至は「健康と運を願う日」として定着していきました。
フジタカベストでの取り扱い
通年の取り扱いとなります。7月~9月は茨城・神奈川・北海道産を中心、10月~12月は北海道産がメインとなります。年明け~6月まではメキシコ・ニュージーランド産の輸入品が中心の取り扱いとなります。
