2025.07.01
ベジレポ7月の旬 とうもろこしをご紹介

■旬
6月後半~9月頃
■取扱い開始時期
6月後半
今月のベジレポはとうもろこしをご紹介します。
夏野菜と言えば、とうもろこし!と言える夏を代表する旬の食材ですね。
一般的に私達が夏野菜としてイメージするとうもろこしは『スイートコーン(甘味種)』といわれる品種です。焼いたり、蒸したり、最近では生で食べられる品種も出てきていますし、ヤングコーンとしても楽しめます。
他にもお菓子で有名な『ポップコーン(爆裂種)』や、コンスターチの原料となる『デントコーン(馬歯種)』、トルティーヤ等の加工食品原料になる『フリントコーン(硬粒種)』他、様々な品種あり米、小麦に続く世界の三大主食の一つです。
とうもろこしは、甘みが強いため糖質やカロリーが心配されがちですが、食物繊維がとても豊富で糖質の吸収を緩やかにしコレストロール値の低下や腸の活性化等の効果もあります。また、ビタミンやミネラルも含まれており美容や健康に役立つ食品です。




とうもろこし豆知識
とうもろこしは絹糸(けんし)と言われるひげが特徴的です。ひげはめしべの一部で、粒のひとつひとつから伸びているため、粒の数とひげの本数は同じです。ひげにも栄養があり、乾燥させることで「ひげ茶」の原料になります。
とうもろこしを選ぶ際は、皮の緑色が濃いものひげが褐色で本数が多いものを選ぶと、新鮮で実の詰まったとうもろこしを食べられます。
フジタカベストでは、6月後半頃から関東近郊産地の取り扱いが始まり、産地を変えながら9月頃まで出荷されています。

鮮度が落ちやすい野菜ですが、レンジでチンする等お手軽な調理法も浸透していますし、加熱後の冷凍保存も可能です。ぜひ、甘みのあるとうもろこしをお楽しみください。