2026.05.01
ベジレポ5月の旬 アスパラガス

■旬
4月下旬~6月頃
■取扱い時期
通年
5月のベジレポはアスパラガスをご紹介します。
春から初夏にかけて旬を迎えるグリーンアスパラガスは、みずみずしい甘みとシャキッとした食感が魅力の野菜です。特に春先のアスパラガスは柔らかく、香りも豊かで、季節の訪れを感じさせる食材として人気があります。
国内の主な産地は北海道、長野、佐賀などで、特に寒暖差の大きい地域では甘みが強く、太くて柔らかい品質に育ちます。近年はハウス栽培も広がり、安定した出荷が行われていますが、やはり露地ものが出回る春先は香りと味わいが格別です。
栄養面では、疲労回復を助けるアスパラギン酸が豊富に含まれていることが特徴です。また、β-カロテンやビタミンC、葉酸などのビタミン類もバランスよく含み、免疫力維持や肌の健康にも役立ちます。さらに、食物繊維も適度に含まれているため、腸内環境を整える働きも期待できます。見た目の鮮やかさだけでなく、体にうれしい成分が詰まった野菜です。
調理法はシンプルなほど素材の甘みが引き立ちます。茹でる際は、根元の固い部分を少し切り落とし、太い部分だけ先に数十秒下茹ですると均一に火が通ります。色鮮やかに仕上げるには短時間でさっと茹で、冷水にとって余熱を止めるのがポイントです。
サラダやおひたしはもちろん、ベーコン巻き、炒め物、パスタなど幅広い料理に活躍します。グリルで軽く焼くと香ばしさが増し、旬ならではの甘みをより強く感じられます。




アスパラガス豆知識
アスパラガスは、一つの株にオスとメスが分かれて存在する雌雄異株という珍しい性質を持っています。
私たちが普段食べているものの多くは、実はオスの株です。オスは種を作る必要がないため、その分の栄養がすべて芽の成長に使われ、収穫量が多くて太いアスパラガスが育ちやすいからです。一方、メスは秋になると赤い実をつけ、次世代へ命を繋ぐ役割を担います。スーパーで並んでいる姿からは想像できない、植物としての面白い戦略が隠されているのです。
フジタカベストでは通年の取り扱いとなります。
国産品は4月から九州(佐賀・長崎)から始まり、5月に東北(秋田・山形)産へ移行し、7月~8月は長野・那須等の高原が産地になります。9月頃に九州産に戻ります。
10月から翌年4月まではメキシコ産を中心に輸入へ切り替わります。
